グローバル人材の定義と
キャリアの可能性

KADOKAWAにおける
グローバル人材とは?

幕は開けたばかり。現時点(2022年10月現在)において、KADOKAWAはグローバルカンパニーとしての歩みを始めた段階にあると私たちは認識しています。年々海外売上比率を向上させてはいますが、それもまだ序章。グローバルカンパニーへと変化を遂げていく過渡期なのです。したがって、KADOKAWAが求めるグローバル人材は、私たちとともに世界に道を拓いていけるフロンティア人材であるともいえます。

グローバル人材とは、具体的にどのような人材でしょう。もちろん数多の言語をビジネスで使いこなす言語力、世界各地でのビジネス実務経験や国際的専門知識、様々な文化・風習の差異や特色を明確にとらえしなやかに対峙できる感受性などのグローバルスキルはあればあるほど頼もしいスキルです。ただ、私たちはそれがすべてだとは考えていません。なにより大切なのは、「コンテンツが持つ物語やキャラクターの魅力が世界の人々を幸せにする」という信念や矜持を社内外の仲間と共有できるかだと考えています。

未知への挑戦や未開のフィールドに飛び込むことを楽しめる皆さん。KADOKAWAにしかない作品やビジネスモデルで、世界中のファンや顧客に大きな喜びと感動を提供していきませんか。

グローバル人材が活躍できる
フィールド・ポジション

大きく分けて、KADOKAWAにおけるグローバル人材の働く環境は、国内勤務・海外勤務の2種類になります。

1.【国内勤務】日本国内で
グローバルビジネスを加速させる。

ひとつは、日本のKADOKAWAおよび国内グループ会社の業務に従事するパターンです。海外展開を前提とした日本発のコンテンツ制作に携わったり、生み出されたアニメやマンガやライトノベルの権利(ライセンス)を海外のビジネスパートナー向けに展開したり、世界中のコンテンツを輸入し日本語の商品として企画したり、海外現地法人の経営計画を立案・実行したり、国際法務・国際税務・グローバル監査など、各種コーポレート部門の国際業務対応など、日本を主語にしたグローバル対応業務を日本在住で実行する仕事です。これらには国籍も年代も問われませんが、日本語を公用語として働く環境上、一定以上の日本語のスキルは必要となります。

2.【海外勤務】海外現地法人で
グローバルビジネスを加速させる。

もうひとつは、世界各地に存在するKADOKAWAグループの海外現地法人での業務に従事するパターンです。もちろん海外現地法人でも直接採用活動は行っていますが、日本のKADOKAWAに入社した人材も、駐在員として海外現地法人に派遣されます。現時点では、経営全般を担うジェネラリスト人材が主として駐在員に選任されていますが、今後は「マンガ編集のプロ」「メディアミックスのプロ」「財務会計のプロ」など、プロフェッショナルスキルとグローバルスキルを兼ね備えた、グローバル専門職の派遣も増やしていく方針です。特に海外在住でコンテンツ企画職に従事したい方は新たに採用を強化していきますので奮ってご応募ください。

将来のキャリアの可能性、
ステップアップの道

1.【国内勤務】か、2.【海外勤務】かにより、流れは異なります。

国内勤務前提の場合、募集ポジションに直接配属され、専門的な業務に従事いただきます。入社時の職務を長く継続し、入社部署でステップアップをするケースもあれば、社内でキャリアローテーションを行い職務の幅を広げながらステップアップするケースもあります。これは本人の指向性や所属部局の状況を鑑みながら総合的に判断されます。いずれのケースでも、特にグローバル関連業務においては部局の兼務を積極的に推進し、スキルやポストの選択流動性を高める施策が強化されていますので、各人材の成長プランに合わせた職務定義最適化を進めていきます。

海外勤務前提の場合、入社後にまず想定勤務地域を担当する職務もしくは関連する国内職務に就いていただき、半年から1年程度の駐在準備期間を過ごしていただきます。この期間に一連の業務把握や本社人員との関係性構築を果たし、そのうえで赴任いただきます。駐在期間は主に4~5年を1つの区切りと考えていますが、駐在先法人の経営状況や本人の意志により前後します。任期終了後は、東京本社で海外事業関連ポストに就いたり、再赴任したりするケースも事例としてはありますが、今後はキャリア流動性や選択肢をより広げていくことを目指しています。