グローバル人材開発センターとは
日本発IPを世界に届けるだけでなく、世界中でヒットIPを発掘・創造し、そこから派生する多彩なビジネスをグローバルで展開していく。KADOKAWAが推進する“グローバル・メディアミックス戦略”をさらに力強く牽引する人材を採用・育成・支援していくため、2021年10月に新設されたのが「グローバル人材開発センター」です。
世界中からクリエイティビティ溢れる人材を募る採用活動、国境を越えた人材交流・ナレッジシェアの促進、グローバルリーダー育成、多国籍人材がのびのびと活躍できるワークスタイル確立などを通じ、「グローバルでIPビジネスを手がけたい」、「世界を舞台に活躍する力を得たい」という一人ひとりの情熱をサポートしています。
グローバル人材開発センターの
具体策の紹介
Theme1:採用強化
世界各国で採用活動を実施。
外国人留学生の
インターンシップ受入れも強化。
グローバル採用に特化したオウンドメディアの強化、各種コンテンツ関連イベントでの広報活動などオンライン/オフラインでの採用活動を活発化するほか、訪日外国人留学生のインターンシップ受入れも積極的に行っていく計画です。
Theme2:人材交流
国内本社から海外拠点への
エヴァンジェリスト派遣
日本国内の各事業部門で専門的な経験・知見を蓄積してきた社員を海外拠点に派遣。エヴァンジェリストとして知見を伝播し、各国でのビジネス展開にドライブをかけていく取り組みを推進中。リモート環境を活用し、国内勤務を継続しながら現地出張と組み合わせた働き方での派遣を実現しています。
海外拠点から日本本社への兼務赴任
現地採用も含めた海外拠点で働く従業員のなかから、優れた専門スキルを持つ人材や未来の事業責任者候補となる人材を中心に、日本本社への兼務赴任も実施。留学社員のさらなる成長・キャリアアップに加え、海外拠点⇔国内本社のナレッジシェアの促進も図っていきます。
Theme3:適材適所
“専門スキル×グローバル”の
ハイブリッドなグローバル人材を輩出。
“KADOKAWA流の専門スキル”と“グローバルで活躍する能力”、双方を有するハイブリッド人材を輩出するため、グローバルな人材流動化も促進。既存の人事制度であるFA制度(社内公募制度)と連動し、グローバル人材のニーズがある部門と、「これまでの経験を活かし、グローバルでも活躍したい」という社員をマッチング。すでに、世界各地でグローバル・メディアミックス戦略を牽引しているコア人材が誕生しています。
Theme4:褒賞制度・各種支援制度
(海外拠点従業員向け)
海外拠点で働く従業員に、モチベーション高く仕事を楽しみ、キャリアを重ねていってもらうための各種制度・施策にも取り組んでいます。
年度優秀取組アワード 海外MVP賞
各拠点で生まれた仕事事例を表彰する制度を設計中。優れた仕事に、世界中のKADOKAWA従業員が拍手を送りながら、そのナレッジをシェア。他国での再現性も高めていくことを目指しています。
日本語資格取得一時金
海外拠点で働く従業員が日本語能力検定試験にて資格取得した際には、一時金を支給します。
Theme5:環境整備(国内多国籍人材向け)
声を聞きながら、より良い環境づくりへ
「多国籍社員交流の広場」設置。
社内Slackチャンネル上に「多国籍社員交流の広場」を開設。仕事面だけでなく、慣れない日本の生活で感じる悩みも含めて、“なんでも相談できる”場所をつくり、一つ一つの困りごとを迅速に解消していける環境を整えています。また、集まった声をもとに、多国籍人材がより働きやすく、より活躍できる環境を追求した新たな施策も続々と生み出していきます。
母国の家族との絆を大切にしながら働く、『越境サテライトワーク』。(導入検討中)
国内勤務をする多国籍人材が、1年のうち最大3ヶ月間程度、越境帰省したうえでの勤務を可能とする制度を導入検討中。母国に住む家族との接点を維持しながら、KADOKAWAの仕事に取り組んでいける制度です。このほか、海外に居住しながら国内事業に携わるなど、グローバルでのリモートワーク環境も整備していきたいと考えています。