KADOKAWA流、
すべての才能を解放する働き方。
オフィスに籠もっているばかりでは、新しい事業アイデアは生まれない。育児や介護をしながらも仕事に熱中できる環境がなければ、社員の情熱や才能を埋もれさせてしまうし、意外な出会いや経験から素晴らしいコンテンツが生まれることだってしばしば。1ヶ月間のバカンスに名作誕生への重要なヒントが隠されていることだって。
画一的な働き方しか選択できない状況からは、画一的な発想しか生まれません。場所や時間といった制約をなくし、多様なワークスタイルを叶える環境を整える。そして、一人ひとりが「今の自分が最も成果をあげられる働き方はどれか?」「より仕事に熱中できるスタイルとは?」を考え、自律的に選択する。それが、多彩なコンテンツが生まれる源泉であり、社員と企業の成長を最大化すると私たちは考えています。
では実際に、KADOKAWAにはどんな働く環境/制度があるのか、紹介していきましょう。
制度・取り組み紹介
クリエイティビティを
最大化する制度・取り組み
- 配属希望
- 1~2ヶ月間の集合研修終了時、第2希望までの希望配属先を伺います。そのうえで、適性・会社の人材ニーズを総合的に勘案し配属を決定します。当社では、一人ひとりのモチベーションこそが事業成長の最大の原動力という考えのもと、本人の希望を最大限考慮しています。
※95%以上が第一希望・もしくは第二希望の部署に配属。(※2022年度新卒社員実績) - フレックスタイム制度
- 個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を自分で「選択」できるようにするための制度です。日々の始業・就業時刻。労働時間を自らが決めることによって、生活と業務との調和を図りながら効率的に働くことができます。
- ワークプレイスチョイス
- 就業スタイルにあわせて、拠点となるベースを選択できる制度。在宅勤務メインの場合は、在宅チョイス支援金として(20,000円/月)、オフィス勤務メインの場合は、在宅勤務時に在宅勤務手当として(在宅勤務時 150円/日)支給します。 ※業務上必要な場合はご出社いただくことを前提としております。
- FA(フリーエージェント)制度
- 新たな挑戦をしたい社員と、メンバーを募集したい部署とを結ぶ制度です。社内の各部署が必要なポジションを公募し、マッチングが成立した場合異動となります。編集やプロデューサーといった事業系の職種から人事、経営企画といった管理系の職種まで、数多くの部署から自分の意思でキャリアを選択&形成することが可能です。
- 副業制度
- FA制度と同様に自発的なキャリア形成を目指し、副業制度を導入しています。 社内では経験できないような仕事に副業として取り組みキャリアの幅を広げていただくほか、それを通じて得た社外での知見をKADOKAWAに持ち帰り、本業にも活かして頂きたいと考えています。
- プロジェクト公募制度
- 取り組んでみたい他部署の業務に手を挙げて経験を積める環境を整備することで、自律的なキャリア形成を行っていただきたいと考えます。KADOKAWAでは特定のテーマに応じて部署横断的なプロジェクトチームを組成し、その構成メンバー(兼務で稼働)を従業員の中から募集する取り組みを実施しています。
【実施事例】:「いきなり編集長」/「未来ディスカッション」/「子育て支援プロジェクト」/「アジアBLプロジェクト」/「社内レポータープロジェクト」/「世界のトップコンテンツ翻訳出版プロジェクト」etc. - サブスク手当
- コミック、小説、映像や音楽、ゲーム等のエンターテインメント系のサブスクリプション(定期購入)の契約費用を会社から支給します。対象とするサービスに1つ以上契約されている場合には一律3,000円の手当を支給します。
社員の成長を
支援し続ける制度・取り組み
- 新人向け研修
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- ・新人導入研修(入社後1~2ヵ月間実施)
- ・新人フォロー研修
- ・メンター制度:新入社員には、マンツーマン体制でメンターがつきます。業務に関わるお悩みから業務外のあれこれまで。様々な相談に乗りながら、皆様の新人時代をサポートします。
- その他研修
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- ・OJTマネージャー研修
- ・初級管理職研修
- ・e-ラーニング研修
- N予備校無料受講ID発行サービス
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- ・N予備校にて「プログラミング」「WEBデザイン」などの各コースを無料で利用できるIDを発行。
- 資格取得一時金支給制度
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- ・エンタメ業界でのキャリア形成につながる116種の資格取得について、1~100万円の一時金を支給。個人の現在の業務に必要な知識やスキルの資格取得について受験料を支援。
末長く健康的に、安心して
働き続けていくための制度・取り組み
- 特別休暇
- 年末年始休暇、ボランティア休暇、慶弔休暇、F休暇(生理休暇)、転勤休暇、傷病休暇、子どもの看護休暇、介護休暇etc.
- 在宅勤務手当
- 在宅勤務実施時に限り、光熱費補助のため1日あたり150円を支給しています。
※ワークプレイスチョイスにおいて「オフィス勤務メイン」を選択された方 - ジェンダー平等推進
- 女性管理職比率(課長)24% (2023年3月時点)。オールジェンダートイレ導入(所沢)。
- 育児・介護との両立支援
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- ✓妊娠休暇、通院休暇、産前・産後休暇 ✓出産祝い金(子どもが生まれた社員に、第1子10万円、第2子20万円、第3子30万円、第4子以降40万円を支給)
- ✓育児休業
- ✓育児手当支給制度(小学校就学前までの子どもを持つ社員に対し、子一人につき1万円を毎月支給)
- ✓ベビーシッター利用者支援事業(0歳〜小学3年生までの児童がいる社員がベビーシッターによる家庭内での保育や世話、保育施設への送迎などのサービスを利用する際、1日最大4400円の割引が受けられます。※条件あり)
- ✓子どもの看護休暇(小学校就学前までの子どもを持つ社員に、子どもの人数に応じて年間5~10日の休暇を付与)
- ✓時短勤務制度
- ✓介護休暇、介護休業(要介護状態にある家族を介護する社員は、対象家族の人数に応じて年間5~10日の休暇を取得できる他、時短勤務などの利用、介護休業の取得などが可能)
育児休業取得状況
2022年4月1日~2023年3月31日
取得 従業員数 |
権利保有 従業員数 |
育児休業 復職率(*) |
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女性 | 26名 | 28名 | 100% |
男性 | 8名 | 30名 | ― |
(*)育児休業を取得した従業員のうち、復職した従業員⽐率。取得従業員は2022年度に取得、復職従業員は2022年度に育児休業を終了し復職した従業員。
数字で見るKADOKAWA流
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128日
年間休日
※2022年度実績
夏季休暇分(5日)含む - 7時間/日 所定労働時間
-
28.69時間
月間の平均残業時間
(2022年) -
7.1%
新卒3年以内の離職率
(2019〜2021年) -
857万円
平均年収
(2023年3月期) -
41.9歳
平均年齢
(2023年3月期)
テクノロジーも活用し、
今までできなかったことを。
クラウド活用、iPhone・ノートPCなどのデジタルデバイス支給、オンライン会議・ビジネスチャットツールの利用浸透、社内各種書類のペーパレス化、電子決裁化といった一般的なICT環境整備の施策はもちろん導入済み。加えて、先端テクノロジーを活用した施策も生み出し続けています。
その一例が、〈iPadを利用した原稿校正のデジタル化〉。作家さんからお預かりするネームや原稿をiPad上で確認・校正することが可能になっています。郵送や受け取り、紙出力といった手間が省け、スピーディに作家さんとやりとりできるようになりました。
また、「対面こそが重要」と思われがちな営業現場でも、デジタル・オンライン化をいち早く導入し、全国の書店様に向けたWeb商談会開催や商談窓口を開設。対面形式での商談と併用することで、これまで以上に密なコミュニケーションを図れるようになりました。
だから常に、進化と変化!
KADOKAWA流の働き方は、
これからも
変わり続けていきます。
いつでも、どこでも、自分の“好き”をおもいきり解放できる! そんなKADOKAWA流の“働き方”ですが、決して完成形ではありません。
リモートワークにシフトする過程では、「仲間と直接顔を合わせたときの何気ない雑談が、企画や作品づくりに役立っていたことを再認識した」といった声もなかにはあり、今後取り組むべき新しい課題が見つかっています。それに、時代が移り、社会環境や人間のライフスタイルが変わればさらに新しい働き方が理想になっていくでしょう。
働き方の進化にゴールはないのです。数年後には、今では考えられない働き方だって実現しているかもしれません。たとえば、「海外留学をして学びたいことができたから、米国と日本を1ヶ月おきに行き来しながら働いている」、「自分は花粉症がヒドいから、春は南の島で働き、花粉が収まった頃に東京に戻るというライフスタイル。このほうが成果をあげられる」、「担当作品の舞台となる場所を渡り歩きながら働いている」といったことも十分ありえる話。