海外展開の
最新トピック
KADOKAWA 世界展開の今とこれから。

80億人のココロを
ふるわすビジネスを。

私たちのビジネスフィールドは、すでに世界です。日本発のIPを世界に届けるだけでなく、海外発IPの発掘・創造と第三国間でのIP流通も積極的に行い、立体的・多方向な展開を推進しています。

  1. 01 KADOKAWAの世界展開
    最新トピック01

    現地法人進出地域の拡大
    <未進出市場への新規展開、
    および進出済み地域での規模拡大>

    2023年末時点でKADOKAWAグループの海外現地法人は、連結対象の主要10数社を中心に数多く存在しています。しかしながら、未だ世界の潜在市場すべてにアプローチ出来ているわけではありません。2023年末のタイ子会社による現地出版社の買収や、2024年の年初に現地で記者会見したインドネシアにおける現地出版最大手グラメディアグループとの合弁会社設立などの例の通り、今後も現地法人の進出地域や事業規模の拡大を積極的に行ってまいります。その対象は、欧州・アジア・北米圏・中華圏・その他と全世界であり、あらゆるマーケットにおいて日本コンテンツが展開可能かを検討しています。

  2. 02 KADOKAWAの世界展開
    最新トピック02

    グローバルサイマル流通の質・量の向上

    〈総合翻訳管理センターの安定稼働&スピードUP〉×〈多言語対応の自社プラットフォーム開発〉×〈各配信系サービスとの連携〉×〈英語圏マーケティング基盤整備〉×〈世界規模の流通ネットワーク〉の強化により、グローバルサイマル流通の質と量をますます高めていきます。これにより、一日も早く商品を手にしたい世界中のファンの期待に応えるとともに、海賊版や違法な闇サイトの排除を図っていきます。

  3. 03 KADOKAWAの世界展開
    最新トピック03

    海外発ヒットIPの創出および獲得の推進

    各地域の現地法人やグループ企業と連携し、海外における新しい作家・クリエイターの発掘、中国語圏・東南アジア、韓国発のオリジナルIP創造や現地IPの獲得を推進しています。また、各地域でのUGCプラットフォーム展開や作品開発のためのアワード展開も加速中。台湾で開催したKadoKado小説賞や、日本語を含む世界6言語を対象とした「TATESC COMICS Global Awards」などからは書籍化商品やデジタル連載作品も誕生しています。また、海外発IPを現地で商品化・流通するにとどまらず日本市場でも翻訳出版し、さらにそれを世界中にライセンスアウトするなど、KADOKAWAグループのアセットをフル活用した拡大戦略を進めています。

    当社原作作品の中国での映像化および世界展開
    中国産IPの出版企画と世界展開
    『三体』原作者の劉慈欣作品のコミカライズ
    韓国Web発IPの北米書籍展開強化

  4. 04 KADOKAWAの世界展開
    最新トピック04

    電子書籍のグローバル展開
    〜ライトノベル&コミック編〜

    日本アニメの人気沸騰を背景に現在、原作となるライトノベルやコミックの需要が北米・アジア地域を中心にあらためて急拡大中です。KADOKAWAでは、英語圏向けの「BOOK☆WALKER Global」、台湾を中心とした『BOOK☆WALKER台湾』、および2023年3月にタイでスタートした『BOOK☆WALKER Thailand』など、電子書籍のストア事業を拡大しています。また、米子会社のYen Press, LLCを中心とした翻訳出版各社でのデジタル翻訳出版ビジネスの拡大に加え、日本のライトノベルの英語電子出版・自社サブスクリプションサービスを展開するJ-Novel Club LLCはそのサービス対象を欧州圏にも拡大するなど、日本産IPのラインナップ展開強化と流通網の整備や提供スピードの迅速化によりダイナミックな世界市場展開を実現していきます。

    日本発人気ライトノベル・コミック作品の例
    『ソードアート・オンライン』(繁体字中国語版)
    『Re:ゼロから始める異世界生活』(英語版)
    『オーバーロード』(イタリア語版)
    『文豪ストレイドッグス』(スペイン語版)
    『蜘蛛ですが、なにか?』(フランス語版)
    『マンガ・アラビア』(アラビア語)
    『乙嫁語り』(ベトナム語版)

  5. 05 KADOKAWAの世界展開
    最新トピック05

    電子書籍のグローバル展開
    〜タテスクコミック編〜

    世界的な成長市場であるWebコミック分野への投資も強化中。特に“タテスクコミック”の制作・多言語化、販売、プラットフォーム開発には大きな投資をしていきます。また、AIを活用したコミック翻訳、自動コマ分割、着色の自動効率化などテクノロジーを活用した実装研究も継続していきます。