WORK STYLE

KADOKAWA流、
すべての才能を解放する働き方。

オフィスに籠もっているばかりでは、新しい事業アイデアは生まれない。育児や介護をしながらも仕事に熱中できる環境がなければ、社員の情熱や才能を埋もれさせてしまうし、意外な出会いや経験から素晴らしいコンテンツが生まれることだってしばしば。1ヶ月間のバカンスに名作誕生への重要なヒントが隠されていることだって。
画一的な働き方しか選択できない状況からは、画一的な発想しか生まれません。場所や時間といった制約をなくし、多様なワークスタイルを叶える環境を整える。そして、一人ひとりが「今の自分が最も成果をあげられる働き方はどれか?」「より仕事に熱中できるスタイルとは?」を考え、自律的に選択する。それが、多彩なコンテンツが生まれる源泉であり、社員と企業の成長を最大化すると私たちは考えています。
では実際に、KADOKAWAにはどんな働く環境があるのか、社員がどんな日々を送っているのか、紹介していきましょう。

様々な選択肢から、
“今日の自分にあった場所”を選ぶ。

東京キャンパス、所沢キャンパス、サテライトオフィススペース(全国各地)、自宅、カフェ、旅先・・・etc. どこにいても、普段と変わらず仕事ができる環境をKADOKAWAでは構築しています。「今日は新規事業のブレストだ。1週間ぶりに出社して、プロジェクトメンバーとじっくり対話しよう」、「リフレッシュを兼ねて、今週は自然豊かな場所で仕事をしよう」、「アイデアに行き詰まった…。今日はイベント会場でファンの人たちの声を聞きながら作業してみよう」…etc. こうした働き方がすでに“あたりまえ”になっています。
テレワーク制度は全社で導入済みですが、いつどの拠点に出社するか、月に何日出社するかまで、各自の判断で決めています。場所に縛られず働くことで得られるメリットは、通勤地獄からの解放だけではありません。多様な場所で働けば、それだけ様々な刺激を受け、創造力を膨らませられます。その時々の自分が欲するものに合わせ、その日の職場を選ぶ。それがKADOKAWA流です。KADOKAWAの持つ主要拠点の特徴もご説明していきましょう。

KADOKAWA-
Digital
Workplace

その日の業務、
そのときの生活にあわせ、
働く場所を選ぶ。

いつでも、どこでも、
あらゆる“好き”を
解放できる!

  • 所沢キャンパス ところざわサクラタウン

    所沢キャンパス
    (ところざわサクラタウン)

    2020年11月オープンのイベントホールやミュージアム、レストラン、ホテルなどが併設された新オフィス。国内外から多くのファンが集うこの地は、未来を予見しながら創造力をさらに深めていける場所として、また新規事業開発拠点としても位置づけています。

  • 東京キャンパス 飯田橋オフィス

    東京キャンパス
    (飯田橋オフィス)

    利便性の高いロケーションで、クライアント・パートナーとの協業を推進。社外との接点を広く持つことができるため、“外から学ぶ”も促進。スピーディにビジネスを展開していきながら、最先端の文化やトレンドにも触れられる環境です。

  • 自宅・
    サテライトオフィス

    自宅・サテライトオフィス

    移動時間を効率化。個人ワークに集中したいときにもマッチ。ちなみにKADOKAWAでは、在宅勤務手当を導入。水道光熱費への支援も行っています。

  • リゾート、
    Anywhere

    リゾート、Anywhere

    気分を変えてリフレッシュ。非日常の刺激を受けて、新しい発想を導ける環境。KADOKAWAではワーケーション制度も導入しており、仕事をしながら長期間旅先に滞在することも可能です。

所沢キャンパス紹介ムービー

ようこそ私たちの新しいオフィスへ。

テクノロジーを活用し、
今までできなかったことを。

クラウド活用、iPhone・ノートPCなどのデジタルデバイス支給、オンライン会議・ビジネスチャットツールの利用浸透、社内各種書類のペーパレス化、電子決裁化といった一般的なICT環境整備の施策はもちろん導入済み。加えて、先端テクノロジーを活用した施策も生み出し続けています。
その一例が、〈iPadを利用した原稿校正のデジタル化〉。作家さんからお預かりするネームや原稿をiPad上で確認・校正することが可能になっています。郵送や受け取り、紙出力といった手間が省け、スピーディに作家さんとやりとりできるようになりました。
また、「対面こそが重要」と思われがちな営業現場でも、デジタル・オンライン化をいち早く導入し、全国の書店様に向けたWeb商談会開催や商談窓口を開設。対面形式での商談と併用することで、これまで以上に密なコミュニケーションを図れるようになりました。

CASE: ある社員の1週間日記

KADOKAWAならではの環境を活かし、社員はどんな日々を送っているのでしょう。二人の新人社員に1週間日記をつけてもらいました。

新人・コミック編集者の場合

Mon
本日は自宅勤務。朝、メンターの先輩とオンラインミーティングで今日取り組む業務タスクを確認してから仕事スタート。午前中は、iPad上で担当作品のネーム確認。午後は、先輩からの担当作品引き継ぎのための打合せをこれまたオンラインにて。
Tue
今日は久しぶりの出社。担当するコミックの校了日のため、飯田橋オフィスで印刷会社さんから届いた校正をチェック。先輩たちとも久しぶりに直接顔を合わせられて、テンションあがり気味。ソーシャルディスタンスのため、抱きつきたい気持ちはぐっと我慢。
Wed
漫画・イラスト関連の専門学校に通う生徒さん向けに編集部主催で実施している添削・アドバイス会(オンライン)に、先輩たちに混じって参加。漫画家・イラストレーターの卵のみなさんの溢れる才能に驚き! こちらはアドバイスする側だけど、逆にたくさんの刺激をもらった。
Thu
今日もリモートワークだけど、気分を変えてお気に入りのカフェへ。紅茶を飲みながら、以前から気になっていたクリエイターさんと仕事をご一緒できないか構想中。新人作家さんのデビュー作を支え一緒に成長してけるのは、才能発掘に積極的なKADOKAWAならではの醍醐味だと思う!
Fri
今日は朝から、社内オンライン会議を連発。営業部・宣伝部の人たちとは新規プロモーションについて、イベント事業部の人とは作品コラボイベントについて。他部署の人とのミーティングは、新しい知見・発想と出会う機会でもありとても楽しい。

新人・ライトノベル編集者の場合

Mon
今週もリモートワークでスタート。コロナ禍中、先輩たちとは普段、チャットやオンラインミーティングで連絡を取り合っている。特にメンターの先輩とは一日に何回もやりとりを。いつでも、誰にでも気軽に質問・相談できるのはとても心強いし、安心。
Tue
今日は部会の日。オンラインで編集部メンバー全員が集合し、各自の担当作品の進捗や企画段階の作品について情報共有。編集部では、新しい作品の企画を出し合う“企画会議”もオンラインで開催。会議では、〈作家・あらすじ・宣伝プラン〉をセットで企画して発表。「いいね!」となれば、作品化に向けて動き出せる。新人もどしどし企画を出すことを求められるので、やりがい半分・プレッシャー半分!(笑)
Wed
今日は数ヶ月ぶりに所沢キャンパスへ。頻繁には来ないため、若干迷子…(笑)。担当作品の店頭キャンペーンを企画するためサクラタウン内の体感型書店『ダ・ヴィンチストア』をぶらぶらして、発想を膨らませてみた。ランチに食べた『角川食堂』のカレー、旨かったなぁ。
Thu
自宅勤務。昨晩、作家さんから届いた原稿にじっくり目を通す。夕方から電話でその作家さんと打合せ、今後の展開について語り合う。作家さんが同年代であることもあり、後半、盛り上がって話が終わらず。電話からオンライン飲み会に移って、夜まで語り合った。
Fri
今日もリモートワークだけど、マーケット調査と運動不足解消をかねて、秋葉原へ。各書店やグッズ販売店を回り、担当作品のプロモーション企画を練る。ひらめいた案をまとめるため、純喫茶に入ってPC作業。仕上がった企画書を先輩に送信し、アドバイスももらう。帰宅し夕方からは、新人作家発掘のためネットを探索。

だから常に、進化と変化!
KADOKAWA流の働き方は、
2022年以降も
変わり続けていきます。

いつでも、どこでも、自分の“好き”をおもいきり解放できる! そんなKADOKAWA流の“働き方”ですが、決して完成形ではありません。

リモートワークにシフトする過程では、「仲間と直接顔を合わせたときの何気ない雑談が、企画や作品づくりに役立っていたことを再認識した」といった声もなかにはあり、今後取り組むべき新しい課題が見つかっています。それに、時代が移り、社会環境や人間のライフスタイルが変わればさらに新しい働き方が理想になっていくでしょう。

働き方の進化にゴールはないのです。数年後には、今では考えられない働き方だって実現しているかもしれません。たとえば、「海外留学をして学びたいことができたから、米国と日本を1ヶ月おきに行き来しながら働いている」、「自分は花粉症がヒドいから、春は南の島で働き、花粉が収まった頃に東京に戻るというライフスタイル。このほうが成果をあげられる」、「担当作品の舞台となる場所を渡り歩きながら働いている」といったことも十分ありえる話。