寝るのが惜しいほど数々の物語に興奮し、キャラクターたちのセリフに何度も救われた。好きなものには時間と労力を惜しまずどこまでも追いかけ、「もっともっと!」と新しい楽しさを次々探しに。探究心が止まらず、愛する作品がヒットしてもしなくても、その理由を分析せずにはいられない。友人とコンテンツ談義になれば朝まで持論をぶつけ合い、“好き”のレベルが度をこえて社会生活ではときに窮屈さを感じたこともあったっけ。
そんな、幼い頃からコンテンツに育てられてきたあなたの“好きすぎる気持ち”は、大きな才能です。ここでは才能≒仕事になります。アニメ、コミック、小説、映画、ドラマ、雑誌、ゲーム・・・。二十数年の人生をかけてコンテンツのことを想い、「この物語はこんなキャラクターを登場させたら面白くなる」「あのアニメはこう展開させていたらヒットしたはず」「動画投稿サイトで見つけたこのクリエイター、今は無名だがいずれスゴイ作品をつくるに違いない!!」・・・etc. と考察を重ねてきた時間は、ものづくりの起点であなたの大切な財産です。
KADOKAWAはあらゆるジャンルで、無数の“かつてない”を追い求めている会社。明日は何が飛び出すか? 次は何が起こるのか? まったく予測不能なところがKADOKAWAらしさです。毎日毎日、バラエティに富んだコンテンツが生まれる源泉は、“人”の多様性。趣味趣向も思考回路もバラバラな一人ひとりが自由に発想を飛び回らせることが、見たことのないもの・コトが生まれる最初のきっかけです。だから、なんでもそつなくこなせなくてもいい。多少いびつでも、「変わっているね」と言われても、誰にも負けない“特A”を持っていることが強力な武器になります。ジャンルにとらわれず、“あらゆる好き”を躊躇なく解放できるのが、KADOKAWA なのです。
そんなあなたの独創性をさらに育み、そしてコンテンツとして昇華させることのできる環境もKADOKAWAにはあります。ものづくり・コトづくりは決して個人プレーではありません。作家・クリエイターとの強固なスクラム、社内各部署との息の合ったチームプレー、パートナー企業との柔軟な協働があって、はじめて新しい価値が生まれます。 そこでKADOKAWAでは、一人ひとり異なる個性や創造性を自由自在に混じり合わせ、つなぎ合わせることのできる環境づくりに取り組み続けてきました。昨今、世の中では「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉が注目されていますが、私たちはずっと以前からDX推進に着手。デジタルパワーの活用で時間と距離といった制約を減らし、自律的で自由度の高い働き方を叶えました。いつでもどこでも誰とでも、好きなだけつながり、連携できる環境を整えたのです。 社内外の今まで出会えなかった人と出会い、ふれあう。コミュニケーションを広げ、深める。新しい場所へ行き、新しい経験をする。そうして育んだ独創性で未体験の仕事を創り出し、社内外の仲間と協力しあって新しいコンテンツを生み出していく。さらには、一連の仕事で得た経験そのものもあなたの力をまた膨らませていく。そんなスパイラルがここにあるのです。
加えてKADOKAWAには、年次や経験年数で何かを判断するようなカルチャーもありません。むしろ、10代20代の若者にウケるものは、40代のベテラン編集者/プロデューサーよりきっとあなたのほうが知っている。時間にも場所にも縛られない環境で、あなたにしかないアイデアや企画をどうぞ縦横無尽に駆け巡らせてください。世界中の海外拠点やテクノロジー研究などを担う多様なグループ会社・専門組織も、あなたのものづくり・コトづくりをバックアップします。
さあ、あなたのその溢れ出している“コンテンツ愛”を、〈新しい物語〉としてカタチに! 自分のつくったコンテンツが世界中の人たちをアツくさせる快感を、入社1年目から存分に味わって欲しいと願っています。“あなたのアイデアが触媒となり、あの著名クリエイターと、全く別ジャンルのヒット作品が化学反応を起こす”。“あなたが発掘しプロデュースした新人作家が世界的名作を創造する”。“あなたの企画力と突破力が起爆剤になり、世界数十億人の人たちに愛されるコンテンツが生まれる”。そんな2022年が今からとても楽しみです。
いつでも、どこでも、
どんなものでも。
あらゆる“好き”を解放して、
世界77億のココロをつかめ。